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国家試験対策について(2020年7月)

薬学生の皆様へ


就職や国家試験で悩まされている皆さんに、少しでも参考になればと思い。今年入社した新入職員の話をまとめてみました

 

今年は4名(男性3名、女性1名)が入社し、6月から各店舗へと配属になってます。

 

ちなみに、私は調剤薬局で薬剤師として働いておりますが、昔は大手予備校の講師を4年ほどしておりました。新入職員の体験談の他にも、年間100人以上と面談してきた私が勉強方法などについても簡単にアドバイスさせていただければと思います。


飛鳥薬局の新入職員の勉強方法


市瀬くん 城西大学 元将棋部

 

国家試験で覚えることは膨大であり、短期間で網羅することは難しいと思います。その為7月からなど早い時期から勉強を初めてました。

 

最初は青本の読み込みを中心にしていましたが、11月以降からは問題を中心に進めて、過去問題の直近8年分くらいに手をつけました。特に、103回と104回は5周くらい繰り返しました。

 

みなさんも6年生になったら毎日少しずつでいいので勉強を継続し、冬頃からは最後の追い込みをかけれるようにするといいと思います。('ω')ノ


江原くん 帝京平成大学 元バレー部

 

私は薬の名前や物理の公式などの暗記が苦手だったので、片道1時間半の通学時間にメモ帳や薬の暗記本をみて覚えるようにしてました。

 

早く成績を伸ばすコツは色々な参考書には手をつけないことですね。青本だったら青本だけを信じてやり続けることです。

 

あとは間違えた問題は必ずチェックして、できるようになるまで3〜4回繰り返すことが重要だと思います!(/・ω・)/


 坂本さん 日本薬科大学 元弓道部

 

私からはリフレッシュ方法をお伝えします!

 

国家試験勉強をしてると気持ちが沈んでしまう時がありますよね。

そんな時は、ホットアイマスクをしてしっかり7時間睡眠をとることがおすすめです!特にラベンダーが私は好きです。

 

あとは、心が折れそうな時は、自分は将来合格してると思い込むことも大事です!

絶対最後まであきらめないで下さい\\\\٩( 'ω' )و ////


長澤さん 日本薬科大学 元バスケ部

 

私は5年生の4月からコツコツ過去問を進めていました。

 

最初は99回〜103回までの必須から初めて、得意の薬理を毎日コツコツやっていたところ、早めに点数は伸びていきました。

 

化学が苦手で、模試や過去問の問題で特に解説がわかりやすい問題を集中的に取り組むようにしていました。

 

あとは、遊ぶときには遊ぶというメリハリが大事ですかね。

11月くらいまでは月に1回くらい遊ぶのもいいかもしれません(*'▽')


元大手予備校講師からの勉強法アドバイス!


薬学部6年生は、就職活動に卒業論文に国家試験勉強に、毎日が忙しいですよね!

 

そんな皆さんに、1つだけアドバイス!

 

国家試験は努力した人が受かるのではなく、その時期にあった勉強を、正しい方法で、必要以上に努力をした人が国家試験に合格しています。

 

ぜひ、早い段階で左の図を参考にうまくノートにまとめるように練習してみてください。

 

 

 

<メモをとるポイント>

①予備校講師や大学の先生が話していた背景をメモする。(出題頻度が高めとか、計算が出やすいなど)

②自分が記憶しやすいように図やゴロ、リンクページをメモしておく。

③後から見直してわかりやすいように3種類くらいの色ペンできれいな字で書く。

 

時間は有限ですが、可能性は無限大です。

 

ぜひ自分なりの最高のノートを作って本番に活用してみてください!